うきは酒宿 いそのさわ

うきは酒宿 いそのさわ

カテゴリ
リノベーション 継続PJ
敷地
福岡県うきは市浮羽町
用途
簡易宿泊所
構造形式
木造
設計期間
2017.11〜2021.12 〜
工期
2021.08〜2021.11 〜
設計
設計+制作 建築巧房
共同設計者
長谷部一級建築事務所
担当
髙木正三郎
設計助手
西野雄太
うきは酒宿 いそのさわ
撮影:建築巧房

 明治26年に初代・髙木喜三郎が造り酒屋を創業して以来,5代に渡り,継がれてきた浮羽市内唯一の酒蔵「磯乃澤酒蔵」.
 この「うきは酒宿 いそのさわ」は,長年空家状態であった酒蔵内の母屋を,この先何かを「醸す(醸していく)」場所にしようと初まった建築です.
 2017年に計画が芽生えて以降,変動する時世に何とか,何とかして行雲流水.
 2021年の暮れに漸く,お酒の魅力を十二分に楽しめる宿として仕込まれました.
 
 また,この酒宿と共に,うきはの新川田篭地区(伝統的建造物群保存地区)に立地する空家(伝統的建造物)を,一棟貸しの宿として修理・修景しようと試みています.
うきは 酒宿いそのさわ 別邸
 伝統的建造物が持ち合わせる,ある種の学術的な側面に敬意を持ち,学びながらのトライです.

 これらが分散型ホテル<アルベルゴ・デ・フーゾ>への眼差しも持ちながら,浮羽市に香り漂う建築として,多くの方に楽しんでもらえる事を目指しています.

うきは酒宿 いそのさわ
立面には「立体なまこ格子」 撮影:建築巧房
うきは酒宿 いそのさわ
玄関を入って正面,日田の土を使ったヒビのグラデーション仕上げ 撮影:建築巧房
うきは酒宿 いそのさわ
下記「そのまえ」を是非. 撮影:建築巧房
うきは酒宿 いそのさわ
醸造用のタンクを用いた浴室 撮影:建築巧房
うきは酒宿 いそのさわ
撮影:建築巧房
うきは酒宿 いそのさわ
撮影:建築巧房
うきは酒宿 いそのさわ
撮影:建築巧房

 「古民家宿」といえば誰もがわかる近年,数多ある先行事例に仲間入りすると共に,やはり他では愉しめない空間への心がけがあります.劇的な差異とはいかずとも皆様に成程,と思ってもらえる微差をつくれるよう試行錯誤しながらの改修でした.

 酒蔵ならでは,というある種のアドバンテージ(反面その具象に悩まされる)も諸所に生かし,とりわけ目に留めていただける醸造用タンクのアップサイクルによってつくった浴室では,他にない空間体験を愉しんでもらえると思います.

archive1
archive2
archive3
archive4

archive1〜4
順に「外観」/「1階内観」/「2階内観」/「醸造用タンクを用いた浴室」の建築/改修の過程をご覧いただけます.ご笑覧ください.
*できる限りWi-Fi環境下での閲覧を推奨致します.

そののち

そのまえ