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2012. 7. 8

第131(日)知らぬ間の、「共生」

満月のころに、月・太陽・地球が一直線に並び、月と太陽による起潮力とが重り合うことによって、潮の満ち引きが最大になる時を大潮というが、やはりこの15日間隔のタイミングというは、人間を含めた地球上の生命活動とリンクしているようだ。今週7/3の大潮の日に子供が生まれた。私事にすぎないけれども、2年前に生まれた坊主を含めて今回もまた、自然の営みの周期に合わせてこの娑婆に現れたということは、私事の範疇ではないかもしれない。生まれる一週間前、6/27日の小潮の時、前駆陣痛により入院したがそのまま、治まってしまった。今から考えれば、胎児は母胎から出ようとしたが、文字通り、波に乗れなくて、自分の力だけでは娑婆に出ることができなかった。小潮のその日に病室と分娩室はガラ空きだったので、病院運営的には、そこに分散できるものならというのがあっただろう。陣痛促進剤で出してしまえば、という意見もあったようだが、母体は自然に遠慮した。結局一週間後、大潮のその日、病室も分娩室も大入り満員の日に、もうしわけないが、昼時の忙しいうどんやに押し入ってしまうがごとく、右に倣えで、産み落とすことになった。
その一日だけで、我が吾子を含めて5名の赤子が産道をくぐり抜けたとのことであった。なぜ大潮の時に子供が生まれやすいかの科学的理由を探したが、直ぐには出てこなかった。

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