今日は、福岡大学の授業日。ラクシアンの改修工事最終日。梅雨の小休止、雨は止んでいくことを勘案して、大学院生4名のスライドレクチャーを、赤土ピロティで行った。気温はちょうど良かったが、風は吹くわ、電動工具の音はするは、で授業としては、障害だらけ。でもスライドを事前に送っておいて、各自のタブレットで、見ながら行うスタイルは、案外いけると思った。風がビュンビュン吹いて換気性能はこの上ないと思ったが、マスクはずさず、我慢。今日は「構造」の内容だったがスライドに対する質問は、一切無くスルーされ、直ぐにラクシアンの建築本体へ。ちょうど改修工事中だったから、内部も気兼ねなく見学しやすい、というのは想定内。学生の一人が、書をしていたというので、書家の施主さんと意思疎通をし始め、結局は、書の世界の話のレクチャーとなる。ここは想定外。結局2コマ分の時間を費やし、次の授業に間に合わないからと、大学まで、彼等を搬送するはめに。
この講義授業は例年、なるべく大学の教室の外に出ることをしていたが、去年は、全部リモートだったので、久しぶりだった。マイナス要因も含めて、実に自然な教育の現場だと、開き直ったりもした。
南面の竹垣のやり替えも終了していて、美しい竹林?が内部から垣間見える。