博多百年蔵  2023〜(令和改装)

240206 エントランス 17種類の八女提灯と久留米絣のテキスタイル

博多百年蔵  2023〜(令和改装)

福岡市都市景観賞(H8年/1996)
登録有形文化財(H21年/2009)

カテゴリ
継続PJ リノベーション 商業施設
敷地
福岡県福岡市博多区
用途
酒蔵/ホール
建築面積
2195.5平米(----坪)既存
延床面積
2935.9平米(坪) 既存
構造形式
木造在来
設計期間
2023/01〜2023/04
設計監理
設計+制作/建築巧房
工期
2023/05〜08
2024/02〜07
設計助手
米満光平
施工
安恒組
博多百年蔵  2023〜(令和改装)
240725 中庭に竹鞠35個を制作〜設置
博多百年蔵  2023〜(令和改装)
240206 エントランスから中庭を望む 17個の八女提灯
博多百年蔵  2023〜(令和改装)
240208
博多百年蔵  2023〜(令和改装)
240208 奥の間照明飾り 古来より、雨をもたらす雲は、五穀豊穣の象徴として扱われてきました。空に浮かぶ雲を観測することで、人々は天候を予測し、その動きや色、形で物事の吉凶を占っていたそうです。 時代が下り、商業が発展する中で、人や物の流れが活発になると、降り注ぐ雨が道ゆく人々の足を止め、雨宿りのために軒下に呼び寄せることから、縁つなぎ、商売繁盛の徴(しるし)と解釈されるようになりました。 この照明飾りでは、厚さ2mmの真鍮板から、曲線で構成された雲紋をレーザーで切り抜き、奥行きを感じられるように、図と地のパーツを重ねました。
博多百年蔵  2023〜(令和改装)
240208 ロビー 菱形照明 奥の間と同じく菱形をモチーフとしていますが、天井一面に広がっていた紋様を中央に集める形で、奥の間と対になるデザインとしました。 また、奥の間では真鍮板から切り出した雲の意匠も、下段の格子から降りる和紙の表情によって踏襲し、金属で構成された雲紋と、和紙で構成された四角という対比を作っています。

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