2026. 6. 30 permalink
雨が続く中、建て方がようやく上棟の段階まで進んだ。ホームコネクターによる剛接に横荷重を頼った部分があり、その接合の関係で、通常の建て方より手間のかかるところがあった。計画時は、もしかしたら、道路から最も遠い(30メートル離れている)軸組は、人海戦術で建てることになるかもしれない、と憶測していたが、大型のブームで、ぎりぎりいけた。100坪の住宅なのに、この大きさの重機。10ヶ月近く、図面として眺めていたボリュームが、突如現実の敷地に現れる感じが、やはり、新築の醍醐味と言える。設計者としてはここが最初の答え合わせ。全体の大きさ、室の大きさの確認。幅は変わらないが、天井高が変わっていく。そのスケール展開が面白くなれるかもしれない。
屋根の構造が、オーバーストラクチャーに見えるが、これは、純粋な屋根ではなく、住宅レベルの荷重条件がかかっているので、このピッチの登り梁となっている。そうでなければ、確かに屋根としては過剰に見える。
当然ながら、この巣建てを見ながら、頭の中で仕上げをベタベタ貼り付けている。
左官の江口さんと打ち合わせができた。彼は、とてもいいアイデアを持ってきた。原田さんの弟子時代から知っていたつもりだったが、こんなふうな感性を持っているとは、恐れ入った。(いや失礼、すでに彼は左官のスターである)
それにしても、おそらく近隣の方々もたまげるほどに、全面道路に対して、低姿勢すぎる住宅。ただ、ここでは終わらないのですが。
