2026. 8. 29 permalink
7/24日から始まった、放射冷却実験棟を用いた、無冷房就寝トライアルの測定結果を添付。
「大気の窓」の表面温度を下記に書き出す。
7/24 1:00 26.5℃ 外気温(29.1℃ )より-2.6℃ 湿度68% 晴れ
7/30 2:27 25.1℃ 外気温(28.6℃ )より-3.5℃ 湿度69% 晴れ
8/17 4:41 25.7℃ 外気温(27.4℃ )より-1.7℃ 湿度72% 曇り
8/18 2:34 25.0℃ 外気温(26.8℃ )より-1.8℃ 湿度86% 曇り時々雨
8/19 3:03 27.1℃ 外気温(28.6℃ )より-1.5℃ 湿度76% くもり
8/22 3:56 26.1℃ 外気温(27.7℃ )より-1.6℃ 湿度83% 曇り
8/25 6:30 24.1℃ 外気温(28.1℃ )より-4.0℃ 湿度68% 晴れ
総じて、夜中の間は、30℃を切るぐらいの外気温で、それに対して、1℃から最大4℃ほど、「大気の窓」は表面温度が低くなる。外気温からの下がりが大きいのは、晴れて、湿度が70%以下になる日に決まっている。
曇りや雨、おおむね湿度が80%を超えていると、外気温が上がるわけではないが、空の温度は高くなり、放射冷却は弱まることが見て取れる。
例えば、8/25は、朝肌寒くて起きた。外気温は28℃だから、この日特段、気温が下がったわけではないいが、湿度が下がり、カラッと晴れていたので、放射冷却は進み、明け方は肌寒いと感じた。
とはいっても、現在の実験室は、通常の冷房室とは、冷え方が異なる。まず、室温が下がるのではない。(室温を下げるための、建築計画は可能だと考えるが、ここでは触れない)屋根面に面している身体の正面のみが、輻射冷熱で冷えるだけで、その裏側の敷布団と身体の間は、室温に則して暑い。すなわち室温は28℃〜30℃(常に通風状態であり、夜間は外気温となる。)だから、布団側の身体は、蒸れる。調湿性のないひんやりマットを敷いているから、なおさら蒸れる。
もし体を竹輪のように静かに回転させることができれば、おそらく冷却ムラは解消するが、その時人間は丸焼きの豚のようだから、これもまた、リアリティーはない。実際には、その代わりに自ら寝返りを打つことになる。
